会長あいさつ

愛媛県立中央病院 消化器内科
 平岡淳

この度2024年10月19日に開催致します日本超音波医学会 第34回四国地方会学術集会の大会長を拝命した愛媛県立中央病院 消化器内科の平岡淳です。愛媛大学医学部40周年記念講堂にて本会を開催させていただくことになりました。このような機会を賜りまして大変光栄でありますとともに身の引き締まる思いです。本会の開催にあたりご尽力頂いています皆様に厚く御礼申し上げます。

超音波検査はリアルタイムに診断情報を得ることができる臨床家にとって無くてはならない強力な非侵襲的検査です。ご参加の皆様はそれぞれの先輩や師から知識や技術を受け継いで日々超音波検査、診療に活躍されているかと存じます。今回テーマを考えるにあたって、「守破離」という言葉が頭に浮かびました。いずれの分野で活躍されるどなたもが最初は当然ビギナーであり、トレイニーであった時期を経験して、1例1例の経験から学んだことを糧として、殻を破り、さらに自ら学び工夫するようになって、さらなる高みを目指すように成長する過程に至ると思います。

本会が超音波検査や診療に携わる皆様の有意義な学会となって、ご参加頂いたお一人お一人が殻を破ってさらに発展する機会になれば、と願ってやみません。

コロナも5類になりました。是非とも現地にてご参加いただき、熱いディスカッションを繰り広げられますよう、よろしくお願いいたします。