第34回日本臨床モニター学会総会 JACM
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高知大学
麻酔科学・集中治療医学講座
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ご挨拶

第34回日本臨床モニター学会総会
会長 河野 崇
高知大学医学部 麻酔科学・集中治療医学講座 教授

この度2023年4月29日(土)から30日(日)にわたり第34回日本臨床モニター学会を開催させていただくことになりました。このような機会を与えていただいたことは大変光栄なことと存じており、関係者の方々に深く感謝申し上げます。

今回、学会のテーマを「時代に応変する臨床モニター」としました。予想困難な現代社会を生き抜くためには、変化に対応する力が求められます。例えば、今回のパンデミックは予測し難かったことは否めません。しかし、人類は通常10年以上かかるワクチンの実用化を新型コロナウイルスでは1年未満という異例のスピードで実現しました。数々の研究者により蓄積された分子生物学の知識が未来をつくったといえます。しかし、今後も超少子高齢・人口減少社会、自然災害、気候変動、社会不安……社会はめまぐるしく変化するでしょう。数年先の未来を予測することがより困難になりますが、次の変化の予兆を素早く察知し、適切な対応をしなければなりません。そして、日常の医療現場でも変化に対応できる能力は言うまでもなく重要です。特に、技術革新の進展により、人工知能(AI)、ビッグデータ、IoT、ロボティクス等の先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられた超スマート社会が到来しつつあります。それらの技術をさらに開発・製作していくことが重要であることはいうまでもありませんが、使う立場が正しく取捨選択し最大限に有効活用する力も不可欠です。本学術集会では、皆様と共に、このような時代変化に応変するための臨床モニターの在り方について考える場になればと考えております。

本学会は是非とも高知の地で現地対面開催とし、皆様との意見交換、および懇親を広く深める場になればと考えております。しかし、学会開始時、感染状況がどのようになっているか、このことも予測が難しい状況です。今回の学会テーマにそって臨機応変に対応したいと考えておりますが、行き届かない点、満足のいかない点が多々あるかもしれません。しかし皆様が有意義な2日間を過ごせるよう精一杯の準備をしてまいります。皆様にお目にかかれますことを教室員・事務局一同楽しみにしております。